- 食文化から学ぶ
- 新しい食文化の創造
- 次世代へ伝える
滋賀の食事文化研究会は、滋賀の食に関心のある人なら誰でも入会できる任意団体で、平成3年に発足しました。
学習活動を中心に、現地へ出かけ、地域の食べ物や文化と接し、地元の人から学んでいます。研究成果を報告しあい、実習を入れた研修もしながら、研究成果を本にまとめ、滋賀の食を若い世代に伝える活動を実践しています。
滋賀県は、日本一の淡水湖「琵琶湖」を擁し、フナズシを始めとして、きらりと光る食文化が多く残っています。伝統食にはたくましく生きてきた人々の知恵や技がいっぱい蓄積されています。そんな地域の財産を廃れさせずに残していきたいと願っています。地域の伝統食を守っていくことが、滋賀の食を支える地域の農業や漁業を守っていくことにつながると考えています。
伝統的な地域の食材と食技術から学び、記録し、再現して、若い世代に継承していくことが、私たち研究会の課題です。